Vol.39 S2 小西あかねスウェーデンレポート

2020年12月17日

T O K Y O2020支援室
小西 あかね

God jul (スウェーデン語で「メリークリスマス」)すっかり街もクリスマスモードなので、スウェーデンのクリスマスシーズンにしか販売されない物を紹介したいと思います。

この時期はとってもスーパーが混みます。
レジの待ち時間が1時間やそれ以上になるのが普通になると聞いていたので、早めに食材の買いだめをしにスーパーへ行ってきました。
入ってすぐには大きなサンタクロース(スウェーデン語でjultomten(ジルトンテ)みんなトンテと言っています。)がいました。

クリスマスプレゼントのラッピングは日本だとお店でやってくれる事が多いですが、スウェーデンでは各自でやる事が多いので、包装紙もたくさん売っています。

オーナメントやペーパーナプキンなど、クリスマスパーティーに必要なものもたくさん売っていました。

クリスマスの定番の食べ物たちを紹介します。
1つ目は「Lussekatt」(ルッセカット)サフラン(Lusse)が入ったロールパンです。
黄色で独特な風味があります。
くるっとしていてネコ(katt)のしっぽに似ているので、ルッセカットと言われています。

2つ目は「Pepparkakor」(ペッパルカーカ)ジンジャーブレットクッキーです。
スウェーデンのクリスマスには必須です。
ジンジャーもそうですが、シナモンの味もします。

3つ目は「Glögg」(グローグ)です。こちらはスウェーデンの伝統的な飲み物で、ドイツのグリューワインに似ているそうです。
赤ワインにシナモン、グローブ、ジンジャー、オレンジピールなどとスパイスを加えて、沸騰する前まで煮込み、火を止めて3時間放置して、飲む直前にまた温めてホットで飲むそうです。
基本的にスーパーに売っているのはアルコールフリーのものです。

4つ目は「Julmust」(ユリムスト)。
クリスマス定番のコーラみたいな飲み物です。
私はあんまり好きではないですが、北海道で有名な「ガラナ」のような味がします。

5つ目は、これは私も大好きな「Juleskum」(ユーレスクム)と言う、マシュマロでもグミでも無い不思議な食べ物です。
気づいたら半分ぐらい食べています。

こんな感じでクリスマス定番の食べ物や飲み物を紹介しました。
北欧ではクリスマスが1年の中で、一番大きな行事なので、とても賑わっています。

スウェーデンはコロナの感染が拡大していて、政府からの要請で外出規制強化になっています。
あくまでも自主的なのですが、公共の場では見回りも行われています。
練習も人数制限やソーシャルディスタンスを保ったり消毒などをして充分に対策をして練習をしています。
試合は年明けからにはなりますが、トレーニングと練習を頑張りたいと思います。

小西 あかね