Vol.26 S2 小西あかねスウェーデンレポート
2020年9月16日
T O K Y O2020支援室
小西 あかね
スウェーデンに来て2週間が経ちました。
時差ボケも無くなり、生活にも段々と慣れてきました。
先週は、火曜日に1時間の陸トレをしてからU-15の男子と練習試合でした。
陸トレは去年までは各自でしたが、今年から練習前の1時間に全員で行います。
今回の陸トレはヨガの先生みたいな人で、最初は体の可動域を出したり体幹トレーニングをしていましたが、最後のサーキットが辛すぎて、初めてトレーニング中に具合が悪いという感覚になりました。笑
私が辛くてやめたくなった内容を紹介したいと思います。
バーピージャンプ(1つの動作にスクワット、腕立てなど、筋トレメニューになっていて瞬間的に筋肉への刺激を高めることができる)21回、スクワットジャンプ21回、腕立て伏せ21回。
これで1セット目となり結構辛かったのですが、これを15回、9回、7回と1セットずつ数がどんどん減っていきます。
私は勝手に「7回のセットで終わりなんだろうな、もう4セットもやったし」と油断していたら、なんと次が15回と来て最後に21回のセットでした。
バーピーとスクワットジャンプ、腕立て伏せを88回もやりました。
今までこんなにやったことがなかったので、腕はプルプルで足はガクガクでしたね。
最後に体幹のプランクを3分と言われたときは、日本に帰りたいと思いました。笑
みんな辛そうでしたね。
練習試合は男子ということでスピードがありました。
シュート力もあって、私は久しぶりの試合でワクワクしていましたが、やはり練習も試合も東京でそんなに数をこなしていなかったので、体力的な面ではまだまだ課題があるなと感じました。
試合数をこなしていくことで、感覚が戻ってくると思います。
次の日は全身筋肉痛で、服を着るのもやっとでした。
オフでよかったなと思いました。
オフだったので、散歩に出かけたりしました。
道に迷ったりもしましたが、家から3キロ先にあるスポーツショップに歩いていってみたりしてみました。
土曜日には隣の町の男子チームと練習試合をしました。
車で約30分ぐらいで、移民局がある大きな町です。
男子なので、シュートスピードもプレースピードもあって、終始攻められていました。
試合ってこんなに辛かったっけ?と感じる程で、失点数も10点でそんなに失点するのは中学生ぶりでした。
トータルシュート数も90本近く、普通は1試合25本から30本なので、1試合で3試合分ぐらいのシュートを打たれました。
さすがに今まで経験のない数だったので、コーチから聞いたときはびっくりしましたが、世界のトップと闘うとこんなのは普通なんだろうと思い、これに対応する体力や技術を身につけようと、新たな課題が見つかり、とても良い勉強になった試合でした。
日曜日にチームミーティングをして、1時間の氷上練習をしました。
月曜日はGK練習がありました。ゴールもパックも無く、スケーティングかなと思ったら、1時間スケーティングの練習でした。基礎中の基礎練習で、意外とスケートのエッジコントロールなどが難しいなと感じたので、初心に帰る良い練習でした。
火曜日はリンクの横にある森の中で、アジリティーや坂ダッシュをしました。その後に1時間の氷上練習をしました。試合開催が近くなってきているので、スペシャルプレーの練習などをしました。
最近は20時ぐらいまで明るかったですが、どんどん日が落ちるのが早くなってきていて秋に近づいているなと思います。
写真は私の練習帰り道です。
とっても自然がたくさんあるので、いつも空気が綺麗で気持ちが良いです。

小西 あかね
- カテゴリー
- あかねだより